技研製作所、「スキップロック工法®」の特許が 四国経済産業局長賞を受賞

・専用アタッチメントで飛び杭施工の工期、工費縮減を実現

 ㈱技研製作所(本社:高知市)は10月9日、飛び杭圧入工法「スキップロック工法®」の特許(特許第5961443号)が、公益社団法人発明協会が主催する四国地方発明表彰で四国経済産業局長賞を受賞したと発表した。

 この工法は間隔を空けて鋼管杭を圧入する「飛び杭施工※」を効率化するもので、技研製作所の鋼管杭回転切削圧入機「ジャイロパイラーⓇ」に独自開発した「スキップロックアタッチメント」を組み合わせて施工する。

 アタッチメントを使うことで従来工法において必要だった資材や工程が大幅に省略可能となり、工期、工費を縮減できる。スキップロック工法®は近年、地すべり抑止杭や防潮堤の災害復旧工事に採用されるなど、活躍の場を広げている。

※ 杭径の2.5倍程度の一定間隔を空けて施工する工法。地すべり抑止杭や防潮堤の基礎杭で用いられる。基礎杭の用途や施工場所によっては杭間を空けない連続杭が良い場合もあるが、経済、機能面から飛び杭が合理的施工法として選ばれることがある。

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