昭和電線、約16億円投じて中国に新工場建設、ワイヤハーネス需要の増大に対応

 昭和電線ホールディングス(本社:神奈川県川崎市)は10月1日、グローバル展開を推し進めるワイヤハーネス事業において、さらなる事業拡大を目指し、中国現地法人である嘉興昭和機電有限公司の新工場建設のための投資を決定したと発表した。

 この投資により、今後見込まれる産業機器、家電、EV車載等向けワイヤハーネス需要の増加に対応した生産能力増強と自動化による高効率化・省人化を実現し、海外ワイヤハーネス事業の収益拡大を目指す。

 投資総額は約16億円であり、中国浙江省嘉興市において取得した土地に新工場を建設し、現工場の生産能力を約2.5倍に拡張して移転することで、2022年度売上高100億円を目指す。

 なお、新工場は2021年12月稼働を予定しており、2020年9月22日に起工式を執り行い、建設を開始した。

<新工場概要>

会社名称:嘉興昭和機電有限公司 (JAXING SHOWA INTERCONNECT PRODUCTS CO.,LTD)

所在地:中国浙江省嘉興市国家級開発区

敷地面積:約20,000㎡

延べ床面積:約35,000㎡

主要生産品目:産業機器、家電、EV車載等向けワイヤハーネスの製造販売および加工技術開発

稼働予定:2021年12月(予定)

売上高予定:100億円(2022年度)

 画像・上:新工場起工式

 画像・下:完成予定図

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