日鉄エンジニアリング(本社:東京都品川区)は、このたび秋田県秋田市より、秋田市総合環境センター溶融施設大規模改修工事を受注したと発表した。
秋田市総合環境センターは、2002年度に日鉄エンジニアリングが納入したシャフト炉式ガス化溶融炉が稼働している。建設当時は1炉200t/日の炉を2基備えた国内最大規模のガス化溶融施設だった。その後、2011年度に処理能力を1炉230t/日に増強し、顧客の「安定的なごみ処理」と「最終処分場の延命化」というニーズに応えてきた。
受注した工事は、設備機器の更新により、機能を回復するとともに、同施設の長期延命化を図るもの。今後4年間にわたり、ごみの受け入れ・処理を継続(本施設を稼働)しながら工事を実施する。
日鉄エンジニアリングは、シャフト炉式ガス化溶融炉の安定稼働を通じて、社会的な廃棄物処理のニーズに応えていく。
<工事概要>
工事名称:秋田市総合環境センター溶融施設大規模改修工事
発注者:秋田市長 穂積 志
工事場所:秋田市河辺豊成字虚空蔵大台滝1番地1
工事期間:令和2年(2020年)9月25日~令和6年(2024年)3月22日
コメントを投稿するにはログインしてください。