コネクレーンズ、Wärtsilä に40を超えるリフティング製品を納入

 Konecranes (コネクレーンズ):2020年9月30日

 Konecranesは、Wärtsilä Finland(ヴァルチラ・フィンランド)が所有するVaasa(ヴァーサ)のVaskiluoto(バスキルォート)にある新しい統合研究、製品開発、生産センターであるSmart Technology Hub(スマートテクノロジーハブ)に、40を超える次世代リフティング製品を納入する注文を獲得しました。注文は2020年9月に予約されました。

 Wärtsilä のデリバリー管理ディレクター、Vesa Riihimäki(ベサ・リーヒマキ)氏は次のように述べています。

 「Wärtsilä は、スマートテクノロジーハブを設計および確立することにより、スマートマリンエコシステムと100%再生可能エネルギーの未来のビジョンを実現することに近づいています。これは、海洋およびエネルギーのお客様への価値提案を最大化するための主要な製造およびライフサイクル機能を備えたテクノロジー、イノベーション、および検証センターです。このユニークなセットアップは、Wärtsilä のグローバルなセンターオブエクセレンスとKonecranesのような世界クラスのパートナーを結び付け、海洋およびエネルギー産業におけるソリューション開発と展開のための機敏で統合されたエコシステムを作成します。」

 この注文は、受賞歴のあるSシリーズおよびCシリーズの吊り上げ製品、最大400トンの受注生産のオープンウインチクレーン、吊り上げ能力が2〜32トンの天井クレーン、ワークステーションリフトシステム、および手動ホイストなど、Konecranesのベンチマーク製品を包括的にカバーしています。

 Active Sway (揺れ)Controlや最新のデジタルサービスプラットフォームなどのKonecranesの統合スマート機能は、材料の流れを完全に制御しながらプロセスの効率、速度、安全性、品質を向上させることにより、今日の市場で最も先進的なクレーン技術を表しています。

 Wärtsilä は、海洋およびエネルギー市場向けのスマートテクノロジーと完全なライフサイクルソリューションのグローバルリーダーです。 Konecranesは、Wärtsilä がヴァーサのヴァスキルオトに建設中の革新的なスマートテクノロジーハブで、Wärtsilä の新しいパートナーです。

 KonecranesのEMEAEast産業用クレーン担当副社長AkuLehtinen(アクル・エフィティネン)は次のように述べています。

 「Wärtsilä のスマートテクノロジーハブに選ばれたテクノロジーパートナーになることは、Konecranesにとって間違いなくマイルストーンであり、共同パートナーシップとイノベーションのためのこのようなユニークな環境を持つことは、EMEA地域全体にとってマイルストーンです。」

 Vaskiluoto(バスキルォート)にあるWärtsilä のスマートパートナーキャンパスは、人々と企業を結び付け、生態系の共創を加速することを目的としています。研究と製品開発の作業は、Wärtsilä の顧客とサプライヤー、新興企業、大学と協力して行われます。このパートナーシップには明らかな利点があります。Konecranesは、Wärtsilä や他のパートナー技術の先駆者の助けを借りてさらに開発できる最新の吊り上げ装置技術を提供します。

 注文はいくつかのバッチで配送され、最初の配送はこの秋に始まり、2021年の終わりまで続きます。

■Konecranesについて

 Konecranesは、Lifting Businesses™の世界をリードするグループであり、製造業やプロセス産業、造船所、港湾、ターミナルなど、幅広い顧客にサービスを提供しています。 Konecranesは、生産性を向上させるリフティングソリューションと、あらゆるメーカーのリフティング機器のサービスを提供します。2019年のグループ売上高は合計33.3億ユーロ(約3,996億円、120円換算)でした。MHE-Demagを含め、グループには50か国に約17,300人の従業員がいます。Konecranesの株式は、Nasdaq Helsinki(記号:KCR)に上場されています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。