Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2020年9月29日
Metso Outotecは、Zijin Mining Co. Ltd. (紫金鉱業集団股份有限公司)と、中国のチベットにある同社のQulong Copper Mine(曲龍銅鉱)プロジェクトの主要な鉱物処理装置の納入に関する主要な契約を締結しました。Metso Outotecの納品範囲は、水平および垂直の粉砕機、プロセスの自動化、さまざまなタイプの設置および試運転サービスを備えた強力な58MWの粉砕回路を対象としています。注文額は約2,500万ユーロ(約30億円、120円換算)で、Metso Outotecの2020年第3四半期の注文で予約されています。
Metso Outotecの鉱物事業エリア社長であるStephan Kirsch(ステファン・キルシュ)は次のように述べています。
「この主要プロジェクトの主要な研削回路装置のサプライヤーとして選ばれたことを光栄に思います。私たちのソリューションは、Zijin Miningが、高い生産性と費用対効果を備えた持続可能な世界クラスのオペレーションを作成するのに役立ちます。Metso とOutotecの合併により、現地でのビジネスプレゼンスが強化されました。これは、プロジェクトの実施に大きなメリットをもたらします。」
Qulong Copper Mineは、Zijin Mining Co.,LTDが所有および運営しています。利用可能な銅の埋蔵量は1,000万トンを超えています。鉱山の濃縮器は、青海チベット高原に建てられています。プロジェクトの完了後、濃縮器の1日あたりの鉱石処理能力は15万トンに達し、Qulong Copperは中国最大の銅鉱山になります。
■Metso Outotecについて
Metso Outotecは、持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、および骨材、鉱物処理、金属精製、リサイクル業界向けのサービスのフロントランナーです。お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、製品とプロセスの専門知識によって環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くメッツォ・オートテックは、50か国以上で15,000人以上の従業員を擁し、2019年の売上高は約42億ユーロ(約5,040億円、120円換算)でした。 同社は「NasdaqHelsinki」に上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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