コマツは9月4日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(通称、オフロード法)2014年基準に適合したコマツ独自の機種であるホイールローダー「WR12-8」(バケット容量1.4㎥)を9月より発売したと発表した。価格は、1,855万円(工場裸渡し消費税抜き)、販売目標は50台(国内のみ)。
当該機は、WR12-6のモデルチェンジ機として、約3年ぶりに2014年基準適合車として導入される待望のWR12シリーズ。従来機のコンパクト性や狭い現場での高積みを可能にする高効率な作業性は継承しつつ、他機種で好評の機能を新たに標準装備している。
また、前後進切り換えスイッチを備えたマルチファンクションモノレバーを新たに標準装備し、1 本のレバーでブーム、バケット、リーチアームの操作が可能。ただし、従来機と同様のPPC 作業機レバー(2本)もオプションで用意している。さらに、車両後方に視認用カメラを標準装備し、7インチの液晶ディスプレイモニターで後方の安全確認をサポートする。
産廃仕様車もあわせて導入する。激しい作業環境において、優れた生産性と作業性に貢献するほか、異物の目詰まり、かみこみ、吸入などによる破損の防止対策や清掃メンテナンス容易化により、産廃処理作業で真価を発揮し安全・快適な作業をサポートする。
コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していく。
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