東洋エンジニアリング、千葉県でバイオマス専焼発電所を受注

 東洋エンジニアリング(TOYO)は9月2日、市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社が千葉県市原市に計画する75,000kWバイオマス発電所建設プロジェクトを受注したと発表した。

 プロジェクトは、木質バイオマス専焼発電所を建設するもの。発電設備は、再熱方式(*)を採用した高効率なバイオマス専焼発電設備で、TOYOは発電設備一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。

 TOYOは発電プラントを中心としたインフラ分野を中核事業の1つに位置づけ、国内では太陽光やバイオマス発電といった再生可能エネルギー発電に積極的に取り組んでいる。プロジェクトはこれまでに受注した茨城県、富山県、鳥取県、北海道、愛知県、における50MW級バイオマス発電所プロジェクト、及び静岡県における75MW級バイオマス発電所プロジェクトに続き、TOYOが取組むバイオマス専焼発電所の第7号案件となる。

 TOYOは今後もバイオマス発電をはじめとする再生可能エネルギー利用への取組みを拡大し、低炭素社会の実現に貢献していく。

(*)再熱方式:蒸気タービンにて仕事をした蒸気をボイラーにて再加熱し、再度蒸気タービンへ通気させることにより高い発電効率を実現することができる。

<受注概要>

客先:市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社

受注者:東洋エンジニアリング株式会社

建設地:千葉県市原市

対象設備:75,000kW木質バイオマス専焼発電設備

役務内容:設計、機器資材調達、建設工事、試運転の一括請負

完成予定:2023年

 ニュースリリース