コマツ、「DXグランプリ2020」に選定される

 コマツは8月26日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」企業の中から、“デジタル時代を先導する企業”として「DXグランプリ2020」に選定されたと発表した。

 経済産業省は、中長期的な企業価値の向上や競争力強化に結びつく戦略的IT投資の促進に向けた取り組みの一環として、過去5回にわたり東京証券取引所と共同で「攻めのIT経営銘柄」の選定を実施してきた。本年より、近年のデジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のグローバルな潮流が起こってきていることを踏まえ、「デジタルトランスフォーメーション銘柄2020」に名称を変更して選定が行われた。

 企業の選定にあたっては以下の6つの項目と財務指標について評価されており、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業として、本年はDX銘柄2020に35社が選定され、銘柄選定企業の中から2社が「DXグランプリ」に選定されている。

Ⅰ.ビジョン・ビジネスモデル

Ⅱ.戦略

Ⅱ-①.組織・制度等

Ⅱ-②.デジタル技術の活用・情報システム

Ⅲ.成果と重要な成果指標の共有

Ⅳ.ガバナンス

 コマツは昨年まで実施された「攻めのIT経営銘柄」を含め4回目の銘柄選定となり、グランプリに選定されたのは今回初めて。今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、成長戦略による収益向上とESG課題解決の好循環で持続的成長を図り、施工のデジタルトランスフォーメーションによる「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」の実現を目指していく。

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