コマツは8月26日、経済産業省等主催のサプライチェーンにおける共存共栄と新たな連携による相互の付加価値向上を目指す「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表したと発表した。
「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーンの取引先や価値創造を図る事業者との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築するための取り組みを明示した宣言。経団連会長、日商会頭、連合会長および関係大臣をメンバーとする「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」により導入され、内閣府・中小企業庁などが推進する取り組み。
なお、コマツは今回の宣言にあたり、以下個別項目を明示しパートナーシップの付加価値向上に努める。
【個別項目】
ICT活用による取引先の業務効率化への支援
・3D-CAD/CAM 連携による生産準備業務の効率化
・KOM-MICS 等の生産システム活用による製造現場の見える化(設備稼働率向上)
・EDI 改善、新見積システム等を通じた情報共有化による間接業務の効率化 等
各種教育カリキュラム、教育施設の提供を通じた取引先の人材育成への支援
コマツは、3カ年の中期経営計画(2019-2021年度)「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」において、成長戦略の推進による「ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)」により、持続的成長を目指している。今回の宣言を通じ、ステークホルダーの皆様との建設的対話やコーポレートガバナンスの強化を図り、「企業価値」であるステークホルダーからの信頼度の総和を最大化することに努めていく。
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