王子ホールディングス、約40億円投じてマレーシアに段ボール新工場を建設

 王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は8月4日、マレーシアのジョホール州に 新しい段ボール工場を建設すると発表した。

 王子グループは、革新的価値創造企業の実現に向けて事業構造転換を推進しているが、その中で 「海外事業の拡充」は大きな柱の一つ。マレーシアにおいて、同社は 8 箇所(北部地区 3 箇所、中部地区 3 箇所、南部地区 2 箇所)の段ボール 工場を有しており、昨年は中部地区 2 箇所で生産能力を倍増した。今回、需要の伸びが期待される 南部地区で 3 箇所目となる段ボール工場を新設することで、より一層の事業拡大を図っていく。

 なお、今回の新工場は東南アジア・インド地域における 26 箇所目の段ボール製造拠点となる。

<新工場の概要>

現地法人:United Kotak Berhad (王子グループ 100%出資)

建設予定地:マレーシア ジョホール州

敷地面積:約 42,000 m²

段ボール生産能力:約 7 百万m²/月

投資総額:約40億円

稼働時期:2022 年 1 月(予定)

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