・独自のファスナーと摩耗監視技術を鉱物顧客に提供
Metso Outotec Corporation(メッツォ・オートテック):2020年8月3日
Metso Outotecは本日、オーストラリアを拠点とするファスナーおよび摩耗監視技術プロバイダーのDavies Wear Plate Systems(デイビス・ウェア・プレート・システムズ)の買収を終了し、その摩耗ライニングポートフォリオと機能を拡張しました。
取得した技術には、従来のスタッドやナットを必要としない独自のロック機構を備えたファスナーが含まれているため、より迅速で安全なメンテナンス作業が可能になります。 Davies Wear Plate Systemsのポートフォリオには摩耗モニタリング技術も含まれており、摩耗のリアルタイム予測と予想されるライナー交換タイミングを提供します。モニタリングソリューションは、アタッチメントシステムに関係なく、あらゆる金属またはセラミックライナーに取り付けることができます。
Metso Outotecチームの消耗品ビジネスエリアの社長であるSami Takaluoma(サミ・タクロマ)氏は、次のように述べています。
「この買収は、ウェアライニングバリューチェーン全体に包括的で独自のソリューションを提供するという私たちの目標をサポートします。これらの高度なソリューションをお客様にグローバルに導入したいと考えています。現在、市場で最も幅広い範囲の最適化された摩耗保護ソリューション、ツール、サービスを提供しています。新しいテクノロジーにより、メンテナンス時の安全性が向上し、稼働時間が長くなります。」
取得した技術は、オーストラリアのリオティント、BHPグループ、フォーテスキューメタルズグループなどの大手鉱山会社ですでに使用されています。
Davies Wear Plate Systemsの創設者であるBrian Davies(ブライアン・デイビス)氏は、次のように述べています。
「私たちは何年にもわたって製品の提供を改善してきており、オーストラリアのお客様から良いフィードバックを受けています。 当社の製品は、世界の鉱業市場に展開する準備ができています。」
当事者は、取引の価値を開示しないことに同意しました。
■Davies Wear Plate Systemsについて
Davies Wear Plate Systemsには、特許取得済みの固定システム、ウェアライナー監視システム、およびウェアプレートが含まれています。 Daviesは、より安全で迅速な交換を提供するツールも提供しています。2020会計年度の同社の売上高は、1,700万豪ドル(1,000万ユーロ)で、約 30人の従業員。DaviesはPerth(パース)のMalaga(マラガ)にオフィスを、西オーストラリアのEsperance(エスペランス)に運営施設を持っています。 https://www.davieswps.com/
画像・上:WearSense™は摩耗をリアルタイムで監視し、ライナーを交換する時期を知らせます。
画像・下:Metso Outotecは、幅広い最適化された摩耗保護ソリューション、ツール、サービスを提供しています。
■Metso Outotecについて
Metso Outotecは、骨材、鉱物処理、金属精製、リサイクル業界向けの持続可能なテクノロジー、エンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を向上させ、製品とプロセスの専門知識で環境リスクを低減することにより、当社は前向きな変化のパートナーです。フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人を超える従業員を擁し、2019年の売上高は約42億ユーロ(約5,040億円、120円換算)に上ります。 同社はナスダックヘルシンキに上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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