NEDO、川崎重工業、大林組、世界初、ドライ低NOx 水素専焼ガスタービンの技術実証試験に成功

・水素社会の実現に向けて水素発電の性能を向上

 NEDO川崎重工業㈱⼤林組は7月21日、「水素社会構築技術開発事業」において、川崎重工が開発した「マイクロミックス燃焼」技術を活用したドライ低NOx水素専焼ガスタービンの技術実証試験を5月に開始し、これに世界で初めて成功したと発表した。ドライ燃焼⽅式は従来式よりも発電効率が⾼く、NOx排出量も低減することができる。同水素ガスタービンから発生した熱と電気を近隣施設に供給するシステムの技術実証についても、今秋から神⼾市ポートアイランドで開始する計画であり、ドライ燃焼⽅式による水素発電の安定運用、および発電効率や環境負荷低減効果などの性能を検証していく。

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