メッツォ・オートテック(Metso Outotec)、Boliden HarjavaltaからSMD粉砕機を受注

・Boliden Harjavaltaのスラグコンセントレーターの粉砕能力を高めるために選択された

 Metso Outotec Corporation(メッツォ・オートテック):2020年7月8日

 Boliden Harjavalta(ボリデン・ハルジャバルタ)は、スラグコンセントレーターの能力を向上させるために、Metso Outotec(メッツォ・アウトテック)のSMD粉砕機を選択しました。Boliden Harjavaltaはヨーロッパの産業顧客向けに高品質の金属を持続的に生産しています。2019年、同社は12万トンの銅と26,000トンのニッケルを生産しました。スラグ濃縮装置の目的は、銅製錬所で生成されたスラグから銅を回収し、高品質のスラグ濃縮物として銅生産サイクルに戻すことです。粉砕はスラグ濃縮プロセスの重要な部分です。

 この注文は、Metso Minerals(メッツォ・ミネラルズ)の2020年第2四半期の受注で予約されています。

 テストに基づいて、粉砕技術としてMetso SMD(攪拌媒体デトリター、微粉砕用途に特化した)が選択されました。 SMDのメンテナンスは、ミルの単純な機械的構造と、従来の粉砕ミルに比べて可動部品の数が少ないため、安全で費用対効果が高くなります。

 「テスト段階で、SMDテクノロジーを使用してスラグを非常に効率的に処理できることがわかりました。これで、スラグコンセントレーターは、銅回収の目標設定を損なうことなく、大量の材料を処理できるようになりました」と、北欧市場地域のMetso Outotecの鉱業責任者であるTimo Sarvijärvi(ティモ・サルビヤルビ)は述べています。

■Metso Outotecについて

 Metso Outotecは、骨材、鉱物処理、金属精製およびリサイクル業界向けの持続可能なテクノロジー、エンドツーエンドソリューションおよびサービスの「フロントランナー」です。 お客様のエネルギーと水の効率を改善し、お客様の「生産性」を高め、当社の製品とプロセスの専門知識で環境リスクを低減することにより、当社は前向きな変化のパートナーです。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人を超える従業員を擁し、2019年の例示的な合計売上高は約42億ユーロでした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。 mogroup.com、twitter.com / metsooutotec

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。