・多様なソリューション提供で顧客の課題解決に貢献
シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は7月7日、軽井沢本社内に、「グローバルソリューションセンター」を新設したと発表した。
「グローバルソリューションセンター」は、シチズンマシナリーに蓄積した技能と最先端の加工技術、alkapplysolution(アルカプリソリューション)によるICTを融合させた様々なソリューションを提供し、顧客が抱える課題の解決や、生産革新の提案をすることを目的に新設した。
本社工場の一部を改修したスペースには、シチズンマシナリーの主力機26台が設置されており、これまでも行っていたテストカットに加え、加工技術の学びの場としての実機を使用したNCスクールエリアも設けた。また、最新の取り組みとして、オンライン会議システムを活用したテストカットの立会いやNCスクールも実施しており、3月末から延べ約80社の顧客に利用されている。
この「グローバルソリューションセンター」は、国内外8ヵ所にあるソリューションセンターとテックセンターの中心的な役割を担い、LFV(低周波振動切削)など日本発の技術のみならず、レーザー加工、マクロ化した様々な加工技術など世界各地の拠点が開発した事例も紹介している。また、各拠点とWebカメラやスマートグラスを使ったオンラインでの加工技術支援や情報共有を積極的に行う。
今月中旬には、Webサイト上で、グローバルソリューションセンターに設置した機械の紹介や、加工動画の閲覧ができる「オンライン・グローバルソリューションセンター」を開設する。今後グローバルソリューションセンターが企画する各種イベントについても、オンラインコンテンツとして展開していく予定。また、alkapplysolutionの稼働監視システムなどICTを活用した、次世代の部品加工工場を体感できるモデルファクトリーの設置も予定している。
<「グローバルソリューションセンター」概要>
場所:軽井沢本社 1F(5期棟:工場内西側)(敷地面積:約650m2)
展示機械:26台、NCスクール機械:6台、NCスクールエリア(6人収容)
デジタル技術展示:alkapplysolutionコーナー
■「グローバルソリューションセンター」活用例
1.主力機の見学
2.テストカット(オンラインでの立会いも可能)
3.世界各拠点が開発した加工事例の紹介
4.NCスクール(オンライン開催も可能)
5.alkapplysolutionの提案
6.加工相談
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