岡山県は6月30日、JFEスチールの設備投資にあたり、大型投資・拠点化促進補助金を活用することが決定したと発表した。各種鉄鋼製品(薄鋼板、厚鋼板、形鋼等)の製造・販売を行うJFEスチールは、高級鋼比率の上昇に伴う不純物(リン)の除去処理量の増大に対応するため、既存工場内に転炉型脱リンプロセスを導入することになる。
<設備投資の概要>
所在地:岡山県倉敷市水島川崎通1丁目
事業所:JFEスチール株式会社 西日本製鉄所 倉敷地区
投資額:約105億円(県補助金:5億円)(予定)
事業内容:転炉型脱リンプロセス導入
新規雇用:20名程度(予定)
操業:2021年5月(予定)
<企業の概要>
会社名:JFEスチール株式会社
本社所在地:東京都千代田区内幸町二丁目2番3号
代表者:代表取締役 北野 嘉久
設立年月:2003年4月
資本金:2,396億円
従業員数:44,975名(2020年3月末)※連結ベース
年間売上高:26,813億円(2020年3月期) ※連結ベース
事業内容:鉄鋼製品・半製品・鋼材加工品等の製造及び販売
国内工場:岡山県倉敷市、宮城県仙台市、千葉県千葉市、神奈川県川崎市、愛知県半田市、兵庫県西宮市、広島県福山市
ニュースリリース(岡山県)