極東開発工業は6月22日、㈱タクマを代表企業とした極東開発工業を含む企業グループで、北海道札幌市が発注する駒岡清掃工場更新事業の建設工事および運営事業を受注したと発表した。
同事業は、既設の駒岡清掃工場が30年以上経過し老朽化が進んだことにより、再整備の必要性が求められ、このほどDBO方式により新たな高効率ごみ発電施設および破砕処理施設を建設するもの。建設工事は㈱タクマを代表企業とし、極東開発工業および建築工事5社JVの計7社からなる特定建設工事共同企業体として実施する。施設完成後は20年間の施設運営および維持管理業務を11社の構成企業より設立された駒岡ハイトラスト㈱が実施する。
極東開発工業は、リサイクル施設(破砕設備・選別設備)の運営・維持管理を担当する。極東開発工業の50年にわたる環境事業の実績は国内で200施設を超え(※2020年3月末現在)、今後も粗大ごみ処理施設・リサイクル施設をはじめとする様々な環境設備・システムを提案し、循環型社会の形成に貢献していく。
<案件概要>
発注者:北海道札幌市
受注グループ構成企業
代表企業 ㈱タクマ
構成員:極東開発工業㈱、岩田地崎建設㈱、伊藤組土建㈱、岩倉建設㈱、㈱田中組丸彦渡辺建設㈱、㈱タクマテクノス、㈱タクマテクノス北海道、協立設備㈱極東サービスエンジニアリング北海道㈱
事業名:駒岡清掃工場更新事業
建設場所:北海道札幌市南区真駒内129番3他
受注金額:60,716百万円 (消費税および地方消費税除く)
事業内容:施設の設計・建設、20年間の施設運営および維持管理業務
処理能力:焼却施設 600t/日
リサイクル施設:130t/日(剪断ライン 80t/日、回転破砕ライン 50t/日)
工期:2020年5月~2025年3月
運営期間:2025年4月~2045年3月