イタリアの建設機械、2020年第1四半期の輸出は23.8%減の5億4,400万ユーロ

 UNACEA :2020年6月12日

・輸入は9%増の2億3,800万ユーロ

 2020年の最初の3か月間、Unacea対外貿易レポートの最新の発行から判明したことによると、イタリアの建設機械輸出は、5億4,400万ユーロ(約653億円、120円換算)で、2019年の同時期と比較して23.8%の減少を記録しました。最も重要な収縮は、道路機械の輸出(-41.8%)に関するものです。続いて、油圧ショベル(-30%)、土木機械(-28%)、タワークレーン(-27%)、コンクリート機械(-15%)、準備機械 凝集体の(-6%)。輸入額は2億3,800万ユーロ(約286億円)を超え、9%増加しました。貿易収支は3億500万ユーロ(約366億円)を超える黒字のままでしたが、前年同期と比較して38%の縮小を記録しました。

 詳細データは、ニュースリリース

■UNACEA (イタリア建設機械協会)について

 2010年に創設され、現在約50のメンバーで構成されているUNACEAは、建設機械業界に関わるすべての企業、機関、組織の貢献に貢献する建設機械のイタリア貿易協会。UNACEAのメンバーには、土木機械、アタッチメント、コンクリート機器、タワークレーン、掘削機(油圧ショベル)などがある。

 UNACEAはイタリアのCECE(欧州建設機械委員会:13カ国・約1,200社、売上高230億ユーロ、直接雇用者13万人)会員。

   イタリアの建設機械・設備産業は、2007年以来製造業全体に深刻な困難が及んでいるにもかかわらず、生産量の点でヨーロッパでも最高の産業の1つであり続けている。世界的に有名で評価されているイタリアの製品は、その高い専門性、継続的な技術革新、そしてエレガントなデザインで際立っている。 2014年の売上高は25億ユーロ(約3,000億円・120円計算)を超え、生産量の約7割が輸出されている。このイタリアの産業部門には約200社が参加し、直接6,000人を雇用し、関連産業でさらに3万人の雇用を生み出している。(HPより)