・オーステルハウトの生産・組立活動を移転
・標準機の生産・組立は日本に委託
2020年5月29日
Hitachi Construction Machinery Europe NV(HCME:日立建機ヨーロッパ)の経営陣は、現在Oosterhout(オーステルハウト)で行われている生産・組立活動をAmsterdam(アムステルダム)の既存のHCME生産拠点に移す予定です。オランダでは、HCMEはカスタマイズ(必要に応じて仕様を変更)された機械の製造に焦点を当て、ヨーロッパ全域のディーラーからの増大する需要により適切に対応します。スケールメリットを活かすため、標準機の生産・組立は主に日本の工場に委託します。労使協議会との協議プロセスと、この提案された移転のための労働組合との議論が今始まりました。
HCMEはこれらの議論を夏の後に完了する予定です。その後、この移行には数か月かかり、会社は2021年12月にその完了を目指しています。計画が進むと、2021年の間に115の仕事が失われる可能性があります。会社は現在、従業員へのサポートを優先しています。社会計画の内容は組合と話し合い、冗長性を排除することはできません。同社は、従業員が他の仕事を見つけるのを支援するために、社内外で転職をするためにあらゆる努力をすることを約束します。
長期的に企業の継続を保証し、雇用を確保するため、ビジネスモデルを見直しました。 HCMEは、日立建機向けにカスタマイズされたソリューションを販売店に提供します。これは、ヨーロッパ中のすべてのディーラーがHCMEに要求するものであり、たとえば暖房装置を設置するためのキャビンの取り外しや交換などの不要な活動を節約します。組織は、これらのオーダーメードの機械に対する需要が高まっていると考えています。ただし、それ以降はヨーロッパ向けの標準機は主に日本で生産されます。さらに、サービス、部品、トレーニング、リース/レンタルなどの分野のイノベーションへの投資も行われます。これらの変更により、HCMEがより顧客志向かつ効率的な方法でヨーロッパ市場の需要に対応できるようになることが期待されます。近年のわずかな結果、変化する市場の需要、および現在の経済状況により、HCMEはこの決定を下す必要がありました。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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