荏原環境プラント、「伊豆市伊豆の国市新ごみ処理施設整備・運営事業」を受注

 荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は6月4日、同社を代表企業とするグループとして、伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合(管理者:伊豆の国市長 小野 登志子)より「伊豆市伊豆の国市新ごみ処理施設整備・運営事業」を受注したと発表した。

 同事業の事業方式は、DBO(Design-Build-Operate)方式が採用されており、エネルギー回収型廃棄物処理施設を建設し、その後20年間の事業運営を行うもの。伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合が策定した「長期的に安心、安全で安定稼働する施設」、「環境保全に限りなく配慮する施設」、「住民に開かれ、地域に貢献する施設」、「経済性に優れる施設」という4つの基本方針のもと、発生した熱を有効的に活用し、循環型社会を形成する施設を目指す。

 荏原環境プラントは、安全安心な施設整備・運営維持管理を実施するとともに、地域経済への貢献及び地域活性化、安定性や継続性を重視した事業運営を基本方針として、持続可能な地域社会の実現に貢献していく。

<事業概要>

・事業名称:伊豆市伊豆の国市新ごみ処理施設整備・運営事業

・発注者:伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合 管理者 伊豆の国市長 小野 登志子

・施設規模:82t/日(41t/日×2炉)

・余熱利用:蒸気タービン発電

・事業期間:

 設計・建設期間 2019年9月~2022年9月

 運営期間 2022年10月~2042年9月(20年間)

・建設場所:静岡県伊豆市佐野字川久保地内

・契約金額: 以下、消費税相当額を含まず

  設計・建設業務費 9,350,000,000円

  運営業務委託費 7,922,400,000円

 荏原環境プラントは、事業活動を通じて地域最適化された資源循環ソリューションを提供することにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、企業としても成長していくことを目標としている。

 ニュースリリース