川崎重工、メディカロイドが神戸市と連携で新型コロナウイルス感染症対策

・自動PCR 検査ロボットシステム等の開発・社会実装支援に向けて連携・協力

 川崎重工業は6月3日、グループ会社の㈱メディカロイド神戸市と新型コロナウイルス感染症対策で連携・協力していくと発表した。

 以下、リリース原文。

 神戸市と株式会社メディカロイドの連携による新型コロナウイルス感染症対策

 神戸市と株式会社メディカロイド(本社:神戸市、代表取締役社長:橋本 康彦)は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に備え、自動PCR 検査ロボットシステム等の開発・社会実装に向けて連携・協力をしていくこととしましたのでお知らせします。

 自動PCR 検査ロボットシステムや、見守り・ケアネットワークシステム等を社会実装することで、医療従事者の感染リスクや作業負担を低減させるとともに、PCR 検査体制の拡充に貢献します。

1.ロボットシステムの概要

(1)遠隔操作による検体採取ロボットシステム

(2)自動PCR 検査ロボットシステム

(3)検温等のバイタル測定や食事のデリバリー等を行う見守り・ケアネットワークシステム

2.開発事業者

 株式会社メディカロイド(川崎重工業株式会社とシスメックス株式会社の合弁会社)

3.神戸市の役割

・社会実装に向けた病院・宿泊療養施設等との調整

・神戸医療産業都市推進機構のコーディネーターによる伴走支援

・開発経費等に対する財政支援

4.期待される効果

・医療従事者等への感染リスクや作業負担の低減

・PCR 検査件数の拡充

5.今後のスケジュール

・令和2 年 6 月~9 月 ロボットシステムの設計・製作・評価

・令和2 年10 月 神戸医療産業都市内の施設で運用開始予定

 ニュースリリース