Unacea :2020年4月28日
2020年の第1四半期、イタリア市場で販売された建設機械は2,701台で、2019年の同時期と比較して15%減少しました。内訳は、土木機械は前年同期比15%減の2,609台、道路機械は同23%減の92台でした。
昨日、オンライン記者会見中にUnacea(ウナセア)がデータを発表しました。ウナセアのMirco Risi(ミルコ・リージ)会長は次のように述べています。-
「それは劇的な低下であります。今年の最初の2か月の傾向は非常にポジティブでしたが、3月に危機が到来して、私たちは外国と国内の両方で市場のキャンセルを目撃しました。イタリア産業の破壊を回避するために、私たちは公共インフラの再開と加速に関連する緊急の公的支援を必要としています。一方、私たちは、流動性が実際に企業に到達することを保証する必要があります。」
こちらからデータチャートをダウンロードできます。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
■Unaceaについて
2010年に創設され、現在約50のメンバーで構成されているUNACEAは、建設機械業界に関わるすべての企業、機関、組織の貢献に貢献する建設機械のイタリア貿易協会。UNACEAのメンバーには、土木機械、アタッチメント、コンクリート機器、タワークレーン、掘削機(油圧ショベル)などがある。
UNACEAはイタリアのCECE(欧州建設機械委員会:13カ国・約1,200社、売上高230億ユーロ、直接雇用者13万人)会員。
イタリアの建設機械・設備産業は、2007年以来製造業全体に深刻な困難が及んでいるにもかかわらず、生産量の点でヨーロッパでも最高の産業の1つであり続けている。世界的に有名で評価されているイタリアの製品は、その高い専門性、継続的な技術革新、そしてエレガントなデザインで際立っている。 2014年の売上高は25億ユーロ(約3,000億円・120円計算)を超え、生産量の約7割が輸出されている。このイタリアの産業部門には約200社が参加し、直接6,000人を雇用し、関連産業でさらに3万人の雇用を生み出している。(HPより)