バルメット、フィンランドのStora Ensoにオートメーション技術を供給

 Valmet(バルメット):2020年4月28日

 Valmetは、フィンランドのStora EnsoOulu Mill(オウル工場)に自動化技術を供給します。ValmetとStora Ensoは長いパートナーシップの歴史を共有しており、この提供により協力関係がさらに強化されます。自動化の注文は、Valmetが提供するStora Ensoの抄紙機(PM 7)グレードの転換プロジェクトに関連しています。

 受注は、2019年第4四半期および2020年第1四半期のValmetの受注に含まれています。オートメーション技術は、2020年末に予定されている再構築されたPM 7のスタートアップ用に提供されます。受注額は開示されていません。

 Stora EnsoのプロジェクトディレクターであるAri Saarnio(アリ・サーニオ)氏は次のように述べています。

 「私たちは1991年以来、オウルのValmetと長期的な協力関係を築いてきました。この戦略的プロジェクトで引き続き協力できることをうれしく思います。また、ここオウルでのValmetの強力な地元の存在を評価します。」

 Valmetの北および東ヨーロッパ担当副社長、オートメーション、Ari  Pinjamaa(アリ・ピンジャマー)氏は次のように述べています。

 「Stora Ensoが自動化および品質管理テクノロジーを選択したことをうれしく思います。このデリバリーには、最近発売された新世代のValmetIQ品質管理システムからの最新テクノロジーも含まれるため、これは最新のイノベーションを活用する絶好のタイミングです。」

■Stora Ensoに関する情報

 Stora Ensoは、パッケージング、バイオマテリアル、木造建築、紙の再生可能ソリューションの世界的なリーディングプロバイダーです。同社は30カ国以上で約26,000人を雇用しています。フィンランド北部のOulu(オウル)工場では、現在、上質紙のないコート紙と漂白針葉樹パルプを製造しています。

 詳細は、ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。