三菱重工業は4月24日、連結子会社である三菱日立パワーシステムズ(本社:神奈川県横浜市西区、以下 MHPS)は、 4 月 24 日開催の MHPS 取締役会において商号を「三菱パワー株式会社(英文 表記 Mitsubishi Power, Ltd.)」に変更する方針を決議したと発表した。社名変更の時期は現時点で未定だが、今後、複数の国での独占禁止法当局の認可取得、その他必要な手続きを経て、新社名での営業を開始することになる。あわせて、新しいコーポレートブランドロゴと傘下のグループ会社の社名についても決定した。新社名のもと、国内外で認知向上をはかり、事業の競争力強化に取り組む。
MHPSの河相 健社長兼CEOは次のように述べている。「当社は、三菱重工グループの中核をなす事業会社として、発電業界において環境性と経済性、信頼性を兼ね備えたエネルギーソリューションを提供します。革新的な技術によって発電時のCO2排出量を削減し、地球環境に優しい、持続可能な社会の実現に貢献していきます。」
商号変更は、2019年12月18日付「(開示事項の経過)南アフリカプロジェクトに関する日立製作所との和解契約の締結について」で発表したとおり、 ㈱日立製作所が所有するMHPS株式の全ては三菱重工へ移転される予定で、 株式の移転後MHPSは三菱重工の 100 %子会社となるため商号を変更するもの。
<三菱日立パワーシステムズ株式会社>
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3 番 1 号
代表者の役職・氏名:取締役社長 河相 健
事業内容:タービン、ボイラ、その他原動機、発電機並びに電気設備、制御装置、環境装置などの設計・製造・販売・据付・エンジニアリング
資本金:1,000億円
設立年月日:2013年 6 月 17 日
変更予定日:日立から三菱重工へのMHPS 株式の移転完了とともに新商号へ変更する予定
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