バルメット、フィンランドで一時解雇(レイ・オフ)に関する共同決定交渉を開始

 Valmet(バルメット):2020年4月21日

 グローバルなCovid-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックはValmetの経営環境に不確実性を引き起こし、同社は2020年4月16日に2020年のガイダンスの撤回を発表しました。

 Valmetは過去数年間の堅実な発展のおかげで、この新しい状況に対応する強力な基盤を持っています。しかし、パンデミックにより、フィンランドや世界中で、特に顧客の近くで行われるサービスビジネスの作業負荷が減少しています。Valmetは、従業員を会社の他の場所に移動させ、新規採用を減らし、休暇を利用することにより、ワークロードのバランスをとるよう努めてきました。

 特にワークロードの減少と、パンデミックによるビジネスへの影響の拡大の可能性に備えるために、財務および生産関連の理由により、同社は2020年4月21日に一時解雇(レイ・オフ)のための共同決定交渉を開始します。交渉中の従業員は、フィンランドのサービス事業部門の従業員とフィンランドのEMEA地域の組織です。計画されたレイオフは一時的なものであり、最長で90日間続きます。この時点で、レイオフの必要性は約200人の従業員に関係すると推定されています。レイオフの対象と影響を受ける従業員の数は、共同決定交渉中に最終決定されます。

 Valmetはフィンランドで5,150人の従業員を雇用しており、そのうち1,700人がサービス事業部門とEMEA地域の組織です。

■Valmetについて

 Valmetは、パルプ、紙、エネルギー産業向けのプロセス技術、自動化、サービスの世界的な大手開発者およびサプライヤーです。私たちは、お客様にサービスを提供することでグローバルチャンピオンになることを目指しています。

 Valmetの強力なテクノロジー製品には、パルプ工場、ティッシュ、板紙、紙の生産ラインだけでなく、バイオエネルギー生産のための発電所も含まれます。当社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、原材料とエネルギーの効果的な利用を強化します。

 2019年のValmetの売上高は約35億ユーロ(ヤク4,200億円、120円換算)でした。世界中の13,000人を超える専門家がお客様の近くで働き、お客様のパフォーマンスを前進させることに日々取り組んでいます。 Valmetの本社はフィンランドのエスポーにあり、その株はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。