ダイベア、超高精度軸受PRECILENCE®の量産開始・・・ジェイテクトと共同開発

 ダイベア(本社:大阪府和泉市)は4月13日、㈱ジェイテクトと共同で、超高精度軸受「PRECILENCE®(プレシレンス)」を開発し、量産を開始したと発表した。

 ジェイテクトグループのグローバル戦略の下、急速な環境変化と顧客のニーズの高度化に対応した高付加価値製品の開発を目指す中で誕生した、最高精度の軸受「PRECILENCE®」は、様々な業界の顧客の課題を解決していく。

 工作機械の高精度スピンドル用軸受には、精度と入手性の良さから、ドイツDIN規格の精度等級「P4S」が現在広く使用されている。しかし、近年、工作機械精度の高度化に対応できる製品への需要の高まりを受け、ジェイテクトグループでは、精度・寿命そして静粛性などにおいて、従来品*を上回る軸受の開発に取り組み、ダイベア和泉分工場において、DIN規格「P4S」と同等以上の軸受と、「最高精度」の回転性を実現する「P2」軸受の製造に成功した。

<販売計画概要>

量産開始:2020年4月

販売開始:2020年4月

呼び番号7005C〜7010Cの即納販売を開始し、順次サイズを拡充していく。

販売目標:2025年 20億円

販売先:精密加工機メーカー、半導体製造装置メーカー、宇宙機器産業、精密測定器メーカーなど。

製造工場:ダイベア和泉分工場(超高精度軸受専用工場)

 詳細は、ニュースリリース