㈱タダノは4月13日、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する対応について(3)を発表した。
以下、リリース原文
新型コロナウイルス(COVID-19)に関する当社グループの対応について(3)
当社グループの建設用クレーンの生産拠点であるドイツ・インド・タイの計5工場について新型コロナ ウイルスの影響を下記のとおりお知らせします。
1.ドイツにおける対応について
ドイツではTadano Demag GmbH(ツヴァイブリュッケン)の2工場、Tadano Faun GmbH(ラウフ)の 1工場が稼働しております。同国では3月16日から事実上の国境閉鎖が実施されるなど感染防止策が強化されていますが、当社グループでも従業員の安全と健康を第一に考え、労働組合と協議の結果、自発的に、3月23日(月)から3月31日(火)まで3工場を閉鎖し、従業員に休暇を取得いただきました。なお4月1日(水)以降は3工場とも一部ラインの停止も含めた時短勤務にて対応中です。
2.インドにおける対応について
インドではTadano Escorts India Pvt. Ltd.(ファリダバッド)の1工場が稼働しております。同国で も感染防止策が強化されており、政府による都市封鎖(いわゆるロックダウン)の影響で工場・事務所ともに3月23日(月)から4月14日(火)まで一時閉鎖しております。今回、政府が封鎖期間を延長する方向とのことで、さらに4月28日(火)まで工場・事務所を引き続き閉鎖いたします。
3.タイにおける対応について
タイではTadano(Thailand)Co., Ltd.(ラヨーン県)の1工場が稼働しております。同国でも3月25 日に非常事態令が発表されるなど感染防止策が強化されており、現地行政当局からも、在宅勤務を含めた 企業の感染防止策実施について通知が出されました。検討の結果、4月25日(土)から5月3日(日) まで自主的に工場・事務所を一時閉鎖することを決定しました。
4.その他のエリアにおける対応について
当社グループでは国内5工場・海外6工場が稼働しています。上記以外の工場については本日時点、通常どおり稼働しておりますが、今後も状況変化に応じて、必要な措置を講じてまいります。
なお、シンガポールなど一部の販売・サービス拠点も各国政府の方針に基づき一時閉鎖となっております。また日本、アメリカ、ドバイ(UAE)などでは事務スタッフが在宅勤務を実施しており、全てのグルー プ会社で海外出張を原則延期・中止とするなど、グループを挙げて感染拡大防止のための措置を取っております。
5.今後の影響について
日本を含む世界の多くの国々で感染拡大が続いており、このような状況が長期化した場合は、当社グループのサプライチェーンへの影響等が懸念されます。
本件に関し、当社グループの業績に重大な影響が見込まれる場合には、速やかに開示いたします。
ニュースリリース(前回からの変更部分、下線部が4月1日に開示した情報からの変更箇所)