・建設機械用油圧フィルタ企業の独自技術を使った世界初のマスクシート
ヤマシンフィルタは4月9日、独自量産化技術を用いた合成高分子系ナノファイバー「YAMASHIN Nano Filter™」による国産マスク用フィルタの量産体制を整備し、各種メーカーへの供給を開始したと発表した。
新型コロナウィルスの影響で世界的にマスクの原材料が不足する中、ヤマシンフィルタでは従業員の健康維持のために3次元構造のナノファイバーを素材としたものとしては世界初のマスク用インナーシート(マスクの内側に挟み込み、捕集性能を補佐するためのシート)を開発・製造し、使用を推進してきたが、このほどマスク用フィルタとして量産化体制が整ったことで各種メーカーへの供給開始に至った。
ヤマシンフィルタは、建設機械用油圧フィルタで世界シェア70%と圧倒的な強みを発揮する、作動油や潤滑油のろ過用フィルタメーカー。グローバルに展開する総合フィルタメーカーをめざし60年以上にわたって培ってきた製品開発のノウハウを活かし、今回のマスク不足の影響を少しでも軽減すべく、社会貢献を目指していくとしている。
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