Valmet（バルメット）：2020年4月8日
Valmetは、Papierfabrik Palm（Palm：パーム製紙工場）Aalen-Neukochen（アーレン・ノイコヘン工場に300番目のValmetペーパーラボ自動ボードおよび紙テストラボを供給します。Valmetは合計で、3つのValmetペーパーラボをフランスの同社のDescartes（デカルト）工場とドイツのWörth（ヴェルト）およびAalen-Neukochenの工場に納入します。 Valmetペーパーラボは、最終製品の品質スタンプまたはボードマシンの動作最適化のいずれかとして使用される正確で迅速な測定結果を提供します。
2つのValmetペーパーラボシステムは、2019年第4四半期のValmetの受注に含まれ、1つは2020年第1四半期に含まれます。システムは2020年中に提供されます。受注額は非公開です。Valmetペーパーラボシステムには、ボードアプリケーションの品質スタンプのための広範囲の測定が装備されます。
ValmetペーパーラボはPalm Aalen-Neukochenミルの範囲を拡大しており、Valmetは工場全体のオートメーションとサービスの広範なパッケージを備えたコンテナーボードマシン（PM 5）も供給します。
Valmetのボードマネージャーおよびペーパーアナライザー、ビジネスマネージャー、Bogdan Pavlovic（ボグダン・パブロビッチ）は次のように述べています。
「Palm Groupは、最終製品品質分析装置のサプライヤーとして私たちを選択することにより、Valmetを受賞しました。私たちはPalm Groupと長い間協力関係にあり、テクノロジーと製品サポートの両方において、彼らが彼らのパフォーマンスを前進させるのを支援し続けることができるのを見るのは素晴らしいことです。300番目のValmetペーパーラボユニットが、Valmetが世界最大のコンテナーボードマシンも供給しているサイトに配送されることは、重要なマイルストーンです。」
■配送に関する技術的な詳細
Valmetペーパーラボは、紙と板紙のグレード向けのモジュール式でスケーラブルな自動紙試験システムです。市場で最も幅広い業界標準のテストが選択されているため、レポートには400を超えるプロパティの詳細を含めることができます。この試験システムは、数十年に及ぶ紙の自動試験の経験に基づいており、世界中の製紙工場および製紙工場に300台が納入されています。
Valmetペーパーラボは、紙と板紙の特性をテストするための学習が容易で直感的なツールを提供し、Valmetのインダストリアルインターネットリモートサポートと組み合わせることで、自動化されたラボのパフォーマンスを新たなレベルに引き上げることができます。
■顧客Papierfabrik Palmに関する情報
Palmは、ヨーロッパの製紙業界をリードする企業の1つで、製紙業界ではドイツ最大の家族経営の会社です。Palm Groupは、紙を製造する5つの製紙工場がある製紙部門と、28の段ボール工場がある包装部門に分かれています。Palmの事業の3番目の柱は、すべての紙の原材料の購入を含み、100％再生紙から作られた段ボールは、2つのリサイクル会社で構成されるPalm Recyclingの傘下に参加しています。Aalen-Neukochen（アーレン・ノイコヘン）の工場は、Palm GroupとPapierfabrik Palmの両方の起点と本社です。
Valmetペーパーラボの詳細については、https：//www.valmet.com/paperlabをご覧ください。
■Valmetについて
Valmetは、パルプ、紙、エネルギー産業向けのプロセス技術、自動化、サービスの世界的な大手開発者およびサプライヤーです。 私たちは、お客様にサービスを提供することでグローバルチャンピオンになることを目指しています。
Valmetの強力なテクノロジー製品には、パルプ工場、ティッシュ、板紙、紙の生産ライン、およびバイオエネルギー生産用の発電所が含まれます。 当社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、原材料とエネルギーの効果的な利用を強化します。
Valmetの2019年の売上高は約35億ユーロ（約4,200億円、120円換算）でした。 世界中の13,000人を超える専門家がお客様の近くで働き、お客様のパフォーマンスを前進させることに日々取り組んでいます。 Valmetの本社はフィンランドのエスポーにあり、その株はナスダックヘルシンキに上場しています。
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。