アマダ、国内3工場の稼働停止など新型コロナ対策を発表

 ㈱アマダは4月8日、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、富士宮、土岐、福島の国内3工場の稼働の停止の決定など、同社グループの対策を発表した。

 以下、リリース原文。

新型コロナウイルス感染症拡大にともなう弊社グループの対策について

2020年4月8日

 平素より、アマダグループの事業活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 このたび、政府発表の緊急事態宣言を受け、アマダグループの対応についてお知らせいたします。

 4月1日に、弊社はグループの機構改革を行い、「新生アマダ」としてスタートを切りました。一方、新型コロナウイルスの感染拡大に対しては、お客さま、従業員、関係先等の皆さまの健康と安全を最優先に考え、政府方針に基づいた対応をこれまで実施してまいりましたが、このたびの緊急事態宣言を受け、今後の対応について改めてお知らせさせていただきます。

 まず、アマダ・ソリューションセンター(伊勢原事業所内)にて毎年5月に開催しております「AMADA INNOVATION FAIR 2020 (アマダ・イノベーションフェア 2020)」については延期することといたしました。ご来場を予定いただいておりましたお客さま、ならびにご協力をいただいております関係各位には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以下に、今後の対応についてお知らせいたします。

①営業活動について

 各営業所においては、通常通り販売・サービス活動を継続いたします。お客さまの事業活動を支援するための体制を可能な限り構築し、サービスや消耗品の供給についてもご迷惑がかからないように努めてまいります。

② 供給体制について

 弊社グループを取り巻く事業環境への対応に加え、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、4月12日(日)より5月11日(月)までの間、富士宮・土岐・福島の国内3工場の稼働の停止を決定いたしました。ただし、金型やブレードの工場や消耗品を供給するパーツセンターについては通常通り稼働いたします。

③ 従業員への対応等について

 従業員は、これまで手洗い、うがい、マスク着用を徹底するとともに、国内外出張の原則禁止など感染拡大の防止に努めてきました。また、海外現地法人ではテレワークやシフト勤務をすでに実施しております。さらに、今回の自粛要請等を受け、伊勢原事業所等の一部事業所においても、4月12日(日)より在宅勤務を基本としたテレワークを開始いたします。

 アマダグループは、引き続きお客さまが求められる商品、サービスの継続的提供に努力いたしますとともに、グループ従業員およびその家族、ならびにお客さまの健康と安全を第一に考え、感染拡大防止に向けた取り組みを適切に実施してまいります。

 ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 2020年2月25日

 平素より当社事業所ならびに展示施設、研修施設等をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 新型コロナウイルス感染症について、アマダグループでは、厚生労働省の発表事項に基づき、感染予防および拡散防止に取り組んでおります。

 ご来場に際して、ご自身の体調に十分配慮のうえ、少しでも不安があれば無理をなさらないよう、また、発熱や咳などの症状がある場合は、ご来場をお控えくださいますようお願いいたします。

 お客さまに安心してご来場いただくため、当社社員、スタッフはマスクを着用させていただく場合がございます。

 今後も状況の変化が見込まれますので、適宜お知らせをさせていただきます。

 ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 ニュースリリース