・棚置型ロボットのラインアップ強化により設備の省スペース化に貢献
㈱安川電機は4月7日、多用途適用型ロボットMOTOMAN-GPシリーズの新たなラインアップとして、MOTOMAN-GP300R(可搬質量300kg 最大リーチ3220mm)を販売開始すると発表した。
近年、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、燃料電池車(FCV)など環境に優しいエコカーの開発が世界規模で進められており、それに伴い自動車製造ラインの構成も大きく変化しつつある。特に、自動車のボディー製造工程では、低燃費性能の向上や走行距離の伸長の実現に向けた車体軽量化のために、アルミニウムやハイテン(高張力鋼板)など従来の鋼材とは異なる新しい素材が採用され始めている。また、衝突安全性能の向上を目的とした自動車ボディーの構造変革も合わせて進められており、そうした自動車ボディーの組立工程では、従来にも増してライン長の短縮による省スペース化や工程統合による高付加価値ラインの構築が求められている。
このようなニーズに応えるため、多用途適用型ロボットの新たなラインアップとして棚置型のMOTOMAN-GP300Rを開発した。このラインアップ強化により、顧客の高付加価値を追求した次世代の生産ライン構築に貢献する。
また、世界各地で異なる電圧や安全規格にも対応できるロボットコントローラYRC1000との組合せで、ロボットのパフォーマンスを最大限に引き出す。
詳細は、ニュースリリース
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