産業用ボイラのトップメーカーである三浦工業は3月30日、製パン業界向けのパン専用真空冷却機「JBシリーズ」を開発、2020年4月より販売開始すると発表した。
国内の製パン業界では、主に送風や自然冷却による冷却方法で行われているが、海外では真空冷却方式による冷却が採用されており、日本国内でも真空冷却の導入が検討され始めている。そこで、ラックオーブン市場(*)をターゲットとし、オーブンで焼成後に、台車ごと投入可能な真空冷却機を開発した。
同社は国内の真空冷却機のシェアNO.1(同社調べ)を占めており、さらに幅広い顧客の要望に応えられるよう、ラインナップを追加した。
(*)ラックオーブン市場:大手パン屋や工場では、パン生地を乗せた台車ごと投入して焼成するラックオーブンが使用され、特に真空冷却の効果が高いデニッシュやクロワッサンなどはラックオーブンで焼成されることが多いため、これらの顧客層のことをラックオーブン市場と呼び、ターゲット層としている。
販売目標台数:20台/年
販売機種:JB-80PK(1台車仕様)、JB-160PK(2台車仕様)
詳細は、ニュースリリース
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