東亜建設工業、シンガポール・テコン島地区の埋立工事と運営業務を一括受注

 東亜建設工業は3月24日、韓国のSamsung C&T社と共同で、シンガポール共和国テコン島地区における埋立工事及びステージンググラウンド運営業務を設計施工一括請負契約で受注したと発表した。受注日は1月23日。発注者はシンガポール共和国住宅開発庁(Housing&Development Board)、工事監理はサバナジュロンコンサルタント(Surbana Jurong Consultants Pte Ltd)、工事期間は72ヶ月、契約金額は、約340億円となっている。

 同工事では、シンガポール国内における掘削工事から発生する土砂の受入れ基地(ステージンググラウンド)の運営業務及び管理業務を実施する。受入れた土砂は、テコン島内の様々な工区へ運搬して埋立に使用するとともに、浚渫工、地盤改良工、排水工、及び測量等の付帯工を施工する。

 東亜建設工業は1963年にシンガポールに進出して以来、同国において埋立工事を始めとする多くのインフラプロジェクトを手掛けきた。2000年から2015年には、テコン島周辺での大規模な埋立工事の施工実績を有しており、現在も、昨年受注したトゥアス地区第1期コンテナバースの建設工事を施工中。東亜建設工業はこれらの工事で培った経験と技術力を今回の工事で存分に発揮することで、シンガポールのさらなる繁栄に貢献していく。

<工事概要>

工事名:コン地区埋立工事(その3)及びステージンググラウンド運営業務

工事場所:シンガポール共和国テコン島

発注者:シンガポール共和国住宅開発庁

工事監理:サバナジュロンコンサルタント

工期:72ヶ月

契約金額:約340億円(約SGD418Mil)

工事内容:

 ・土砂の受入れ基地(ステージンググランド)の運営業務及び管理業務

 ・埋立工、浚渫工、地盤改良工及び排水工

 ・測量工、土質調査、土質試験、土質計測等の付帯工事

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