タダノ、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するグループの対応を発表

・ドイツとインド計4工場を3月末まで閉鎖

 ㈱タダノは3月23日、グループの建設用クレーンの生産拠点であるドイツ・インドの計4工場において新型コロナウイルスの影響により3月23日から31日まで工場を閉鎖することになったと発表した。

 以下、リリース原文。

 新型コロナウイルス(COVID-19)に関する当社グループの対応について

 当社グループの建設用クレーンの生産拠点であるドイツ・インドの計4工場において新型コロナウイルスの影響により3月23日から31日まで工場を閉鎖することになりましたので、お知らせいたします。

1.ドイツにおける対応について

 ドイツではTadano Demag GmbHツヴァイブリュッケン)の2工場、Tadano Faun GmbHラウフ)の 1工場が稼働しております。同国では3月16日から事実上の国境閉鎖が実施されるなど感染防止策が強化されていますが、当社グループでも従業員の安全と健康を第一に考え、労働組合と協議の結果、自発的に、3月23日(月)から3月31日(火)まで3工場を閉鎖し、従業員に休暇を取得いただくことになりました。なお、4月1日(水)からは3工場にて時短勤務を実施する予定です。

2.インドにおける対応について

 インドではTadano Escorts India Pvt. Ltd.(ファリダバッド)の1工場が稼働しております。同国でも感染防止策が強化されており、ファリダバッド市から市内の全事業所に対して閉鎖の通知が出されました。これを受けて、3月23日(月)から3月31日(火)まで工場閉鎖を決定しました。なお、事務スタッフは在宅勤務にて対応しております。

3.その他のエリアにおける対応について

 当社グループでは国内5工場・海外6工場が稼働しています。ドイツ・インド以外の工場については本日時点、通常どおり稼働しておりますが、今後も状況変化に応じて、必要な措置を講じてまいります。

 日本、アメリカ、シンガポール、UAE(ドバイ)などでは事務スタッフが在宅勤務を実施しており、全てのグループ会社で海外出張を原則延期・中止とするなど、グループを挙げて感染拡大防止のための措置を取っております。

4.今後の影響について

 日本を含む世界の多くの国々で感染拡大が続いており、このような状況が長期化した場合は、当社グループのサプライチェーンへの影響等が懸念されます。

 本件に関し、当社グループの業績に重大な影響が見込まれる場合には、速やかに開示いたします。

 以上

 ニュースリリース