パルフィンガー、COVID-19(新型コロナウイルス感染)による利益警告

 PALFINGER AG(パルフィンガー):2020年3月18日

 PALFINGER AGは、COVID-19(新型コロナウイルス感染)により可視性が最小限であり、需要と生産の大幅な削減が見込まれることにより、2020年半期および通年の収益性は2019年と2018年を大きく下回ります。2019年の配当案は再評価中です。

 市場、サプライチェーン、個々の工場に影響を与え始めているCOVID-19危機に関連した現在の状況を考慮して、パルフィンガーは需要と生産の大幅な削減を見込んでおり、その結果、最初の2020年の半年および通年は2019年と2018年を大きく下回ります。

 キャパシティの調整は現在評価および準備中です。これは、従業員の健康を保護し、国内の規制措置を実施するためだけでなく、市場の需要の低下を見込んでいます。

 COVID-19危機のさらなる発展には、状況の継続的な再評価が必要です。可視性がないため、現在、2020年度の業績の見通しを提供することはできません。

 COVID-19危機の期間と影響に応じて、2019会計年度の利益の割り当てと配当支払いも再評価されます。2020年3月に予定されたがキャンセルされた年次総会のために最初に提出された1株当たり0.71ユーロの配当支払いの提案は、流動性要件に沿って再検討されます。2019会計年度の年次総会が再び開催されるときに、対応する決議案が公表されます。

■PALFINGERについて

 PALFINGER(CEO :Andreas Klauser)は、商用車、船舶、固定機械で使用する革新的なリフティングソリューションの大手国際メーカーです。オーストリアのBergheim(ベルクハイム)に本拠を置くPALFINGERグループは、世界中の顧客およびパートナー向けの主要なソリューションを開発および生産しています。11,000人以上の従業員と5,000を超えるセールスおよびサービスセンターを備えたPALFINGERは、市場と顧客の近くにあります。

 テクノロジーリーダーとして、同社は顧客との長期的なパートナーシップと成功を確保するために、将来のソリューションと製品の中心的なコンポーネントとしてデジタル化、電化、自律システムを推進しています。

 持続可能な思考と行動が経済的成功に大きく貢献することを確信して、PALFINGERはバリューチェーン全体で社会的、生態学的、経済的責任を負います。

 顧客とパートナーに最も効率的で革新的なソリューションを提供するというこのビジョンと信念により、PALFINGERは2019年に17.5億ユーロ(約2,100億円、120円換算)の売上を生み出しました。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。