ヤマハ発動機、リンゴ自動収穫ソリューション開発の米スタートアップ企業に追加出資

・果菜農業での自動化推進を通じた省人化・生産性向上に貢献

 ヤマハ発動機は3月17日、米国のリンゴ自動収穫ソリューション開発のスタートアップ企業「Abundant Robotics(以下、AR社)」に対し、250万USドル(約2億7,500万円、110円換算)の追加出資を実施したと発表した。

 ヤマハ発動機は、2016年にAR社に25万USドルの出資を行い、関係をスタートさせた。その後、両社の間で協業について協議を行ってきたが、このほど合意に至り、追加出資を行うもの。

 今回の出資は、CVC(※)活動を行うグループ会社Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley(YMVSV)の活動を通じて実現したもので、農業自動化に向けた技術開発を目的としている。

 ヤマハ発動機は、今後もロボティクス技術や無人機システムの開発の加速を通じて、農業分野の省人化・自動化への貢献を目指す。

 ※ CVC(Corporate Venture Capital)

<Abundant Robotics社の概要>

・代表者:代表取締役 Daniel Steere

・本社所在地:3521 Investment Blvd. Unit 5 Hayward, CA 94545 , United States of America

・設立:2015年

・事業内容:りんごの自動収穫ソリューションシステムの開発・製造

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