斗山インフラコア、中東エネルギー展2020に参加

 Doosan Infracore(斗山インフラコア):2020年3月16日

 斗山インフラコアは、2020年3月3日から5日(現地時間)にアラブ首長国連邦のドバイ世界貿易センターで開催された「Middle East Energy Exhibition 2020(中東エネルギー(MEE)2020)」に参加しました。MEEは、毎年ドバイで開催される世界最大の電力に関する見本市です。

 イベントで、斗山インフラコアは最新の発電機エンジンDX22を含む7つのエンジンのラインナップを発表しました。斗山インフラコアの22リットルクラスの電子エンジンであるDX22は、クラス最高の燃料効率を備えた高性能で環境に優しいエンジンです。同じクラスの既存の機械式エンジンと比較して、出力が20%増加します。

 同社はまた、展示会でハイブリッドパワートレインのプロトタイプを展示しました。ハイブリッドパワートレインは、化石燃料を動力源とする内燃エンジンと電気モーターおよびバッテリーを組み合わせて使用します。少量のエネルギーが必要な場合は電気モーター(48ボルト)がオンになり、燃焼エンジン(2.4リットル)はより多くのエネルギーを生成するために使用されます。この製品は、後処理システムがなくても、3リットルのエンジンと同等の出力容量を備えており、経済的および環境的なメリットを提供します。

 さらに、斗山インフラコアは、既存の「納入または500営業時間」から1.5年(18か月)から「5年または1,000営業時間」まで、非常用発電機エンジンの保証期間を2倍以上にする新しい製品サポートポリシーを発表しました。斗山インフラコアの関係者は、「製品の品質に対する強い信頼に基づいて、世界最高の革新的な保証サービスを提供します」と述べました。

 また、中東を含む新興市場でのガスエンジン事業の拡大を目指して、自社開発のガスジェネレーターエンジンを発表しました。斗山インフラコアはこれまで、米国のPSI(Power Solutions International)と合弁会社を設立することにより、主に米国のガス発電機エンジン市場をターゲットとしてきました。

 エンジンBGの責任者である斗山インフラコアのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるJoonho Yooは、「これは、エンジンメーカーとしての地位を強化する機会であり、電子および環境に優しい製品で市場の変化をリードできる製品を継続的に進化させ、差別化されたサービスを提供することにより、市場拡大と顧客満足に努めます。」と述べています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。