極東開発工業、北陸重機工業製ディーゼル機関車をコンゴ民主共和国に納入

 極東開発工業は3月5日、グループ会社である北陸重機工業(本社:新潟市東区)が製造したディーゼル機関車がコンゴ民主共和国に納車したと発表した。

 北陸重機工業は今年2 月13 日にコンゴ民主共和国にディーゼル機関車を納入した。同国キンシャサ中央駅で開かれた納車式では、ディディエ・マゼンガ・ムカンズ運輸通信大臣をはじめ多数の同国政府関係者や日本大使館関係者他が出席した。

 今回納入されたディーゼル機関車は、全長15m、重量72t、1,400 馬力エンジン搭載の大型機関車で、日本政府とコンゴ民主共和国政府間でのODA 供与合意に基づき、同国の運輸港湾公社(SCTP)へ供給され、今後は首都キンシャサから港町であるマタディ間の355km で客車を牽引する車両として使用される。

 ディディエ・マゼンガ大臣は式典で、今回の協力が同国の交通問題を解消していくための希望の光となると語られた。

 極東開発グループでは、「はたらく自動車」「はたらく鉄道車両」の製造を通じて、今後とも国内外の社会インフラの構築・維持管理に貢献していく。

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