建設機械出荷、2020年1月は19.6%減1,713億円、4カ月連続の減少

 日本建設機械工業会が2月27日に発表した2020年1月の建設機械出荷金額によると、内需は1.0%減少の733億円、外需は29.5%減少の981億円、総合計では19.6%減少の1,713億円となった。その結果、内需は4カ月連続の減少、外需は6カ月連続の減少となった。総合計では4カ月連続の減少となった。

■内需は1.0%減少の733億円、

 内需について機種別に見ると、油圧ショベル2.4%増加の207億円、ミニショベル2.3%増加の66億円、道路機械3.3%増加の33億円、コンクリート機械3.5%増加の26億円、油圧ブレーカ圧砕機0.3%増加の14億円、その他建設機械2.6%増加の51億円の6機種と補給部品4.0%増加の100億円が増加したものの、その他3機種が減少し、内需全体では1.0%の減少となった。

■外需は29.5%減少の981億円

 外需について機種別に見ると、ミニショベル9.7%増加の199億円、建設用クレーン16.3%増加の69億円、油圧ブレーカ圧砕機0.1%増加の8億円は増加したものの、トラクタ57.8%減少、油圧ショベル39.9%減少など5機種と補給部品が2桁減少した。地域別に見ると、中近東が3ヶ月振りに増加したものの、その他8地域が減少し、外需全体では29.5%の減少となった。

■油圧ショベルの2020年1月国内出荷台数は2.8%減の1,620台

 2020年1月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ758台(前年同月比16.2%減少)、油圧ショベル1,620台(同2.8%減少)、ミニショベル1,754台(同16.%減少)、クローラクレーン23台(同20.7%減少)、ラフテレーンクレーン155台(同6.9%増加)、アスファルトフィニッシャ37台(同54.2%増加)――となった。

1月度建設機械出荷金額統計ニュースリリース