日立造船、千葉県我孫子市向け ごみ焼却発電プラント整備・運営事業を約178億円で受注

 日立造船は2月17日、千葉県我孫子市(星野 順一郎市長)より、ごみ焼却施設整備・運営事業を受注したと発表した。

 受注した事業は、我孫子市が将来の安定的、かつ安全なごみ処理体制の確立と「新廃棄物処理施設整備詳細計画」で掲げた「新クリーンセンター整備基本方針」を具現化し、循環型社会を構築するためのエネルギー回収型廃棄物処理施設として整備し、適切な運営を行うことを目的として計画したもの。

 日立造船は新施設のEPC(調達・設計・建設)を行い、建設後はこの事業のために設立された特別目的会社で、日立造船グループのあびこ環境テクノロジーが20年間の運営業務を担う。

 日立造船はごみ焼却発電プラントの普及を通じ、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成や世界の環境問題解決に積極的に取り組んでいく。

<受注概要>

発注者:千葉県我孫子市(星野 順一郎市長)

事業名称:我孫子市新廃棄物処理施設整備運営事業

事業方式:DBO(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)方式

事業期間:設計・建設 2023年3月まで

      運営・維持管理 2023年4月~2043年3月(20年間)

施設規模:ストーカ式焼却炉120t/日(=60t/日×2炉)、発電設備付 (計画処理量:27,206t/年)

建設予定地:千葉県我孫子市中峠 2264 番地 及び 2274 番地

受注金額:178億円(税抜き)

代表企業:日立造船株式会社 東京本社

構成員:りんかい日産建設株式会社 千葉営業所、Hitz環境サービス株式会社

協力企業:上村建設工業株式会社、株式会社野田電機、株式会社市川環境エンジニアリング

 ニュースリリース