森永製菓は2月4日、約48億円を投じて鶴見工場敷地内に新しい研究所を建設すると発表した。2020年7月に着工、2021年9月竣工・10月使用開始の予定。
森永製菓の研究所は鶴見工場(横浜市鶴見区)敷地内にあり、菓子・食品・アイスクリーム等の商品開発・食品加工技術開発・量産化技術開発・基盤研究、品質保証を中心に研究開発を行っている。今回、同工場敷地内に建築・延床面積を約 1.5倍拡大した新しい研究所を建設し、研究開発の更なる強化を図る。
新しい研究所は、森永製菓の価値創造を担う中核拠点として、同社が保有する幅広いカテゴリーの食品の知見・技術の融合・発展を図っていくとともに、パイロットプラント※のテスト環境の整備により、国内及び グローバル市場 に向けた新商品開発、既存商品の更なる品質価値の向上をスピーディーに推し進めていく。さらに、外部協業を推進すべく、外部の知見も積極的に取り入れるオープンな研究環境を整備する。
また、隣接する見学施設「森永エンゼルミュージアム MORIUM」とも連携し、顧客との対話を深め、新たな価値の協創も目指す。森永製菓では、クリエイティブ性の高い開かれた研究所を拠点とし、世界の人々の豊かで 安全 安心な食生活の実現と健康の増進に貢献していく。
※実用プラントとほぼ同様の機能を持った、試験的段階と実用段階との中間の位置づけとなるプラントのこと。
<新研究所概要>
所在地:神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-1-1、森永製菓株式会社鶴見工場 敷地内
建築面積:3,953㎡
延床面積:13 367㎡ (4階建て)
建設費用:48 億円
スケジュール:2020 年 7 月着工、2021年 9 月竣工・ 10 月使用開始予定
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