日本建設機械工業会が12月26日に発表した2019年11月の建設機械出荷金額によると、内需は20.8%減少の773億円、外需は42.3%減少の865億円、総合計では33.8%減少の1,639億円となった。その結果、内需は2カ月連続の減少、外需は4カ月連続の減少となった。総合計では2カ月連続の減少となった。
■内需は20.8%減の778億円、2カ月連続の減少
内需について機種別に見ると、道路機械[39億円、40.8%増加]は増加したものの、トラクタ23.5%減少、油圧ショベル29.9%減少、ミニショベル45.6%減少、建設用クレーン23.2%減少など6機種が2桁減少、計8機種と補給部品が減少し、内需全体では20.8%の減少となった。
■外需は42.3%減の865億円、4カ月連続の減少
外需について機種別に見ると、基礎機械[3億円、0.3%増加]は増加したものの、内需同様7機種が2桁減少するなど計8機種と補給部品が減少し、外需全体では42.3%減少、地域別でも全9地域が減少した。
■油圧ショベル、11月の国内出荷台数は27.7%減の1,881台
11月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ2,378台(前年同月比21.9%減少)、油圧ショベル1,881台(同27.7%減少)、ミニショベル1,917台(同40.6%減少)、クローラクレーン28台(同30.0%減少)、ラフテレーンクレーン75台(同20.2%減少)、アスファルトフィニッシャ42台(同28。8%減少)――となった。
また1~11月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ11,783台(前年同期比3.9%増加)、油圧ショベル23,170台(同17.7%増加)、ミニショベル26,730台(同0.0%)、クローラクレーン398台(同9.5%減少)、ラフテレーンクレーン1,666台(同13.3%増加)、アスファルトフィニッシャ434台(同6.9%減少)――となった。