東芝機械、新素材LIMEXのTBM社より薄物用延伸フィルム製造装置を受注

・石灰石から製造される革新的新素材の生産に貢献

 東芝機械は12月24日、㈱TBM(本社:東京都中央区)より薄物用延伸フィルム製造装置を受注したと発表した。

 TBM社は、海洋プラスチックの削減や資源保全問題への意識が高まる中、地球上にほぼ無尽蔵にある石灰石から紙やプラスチックの代替となる新素材LIMEX(ライメックス)の開発、製造、販売を行っており、注目されている。

 TBM社は、宮城県多賀城市の「さんみらい多賀城・復興団地」において、敷地面積27,500㎡の国内第二プラントを建設するプロジェクト「MOTHER PROJECT」をスタートしている。TBM社はこの量産工場をモデル工場とし、事業拡大に向けた基盤を確立するとともに、水資源の不足している地域をはじめとした世界中への技術輸出を計画している。

 東芝機械は以前から、TBM社が行う高品質なLIMEXシートの開発に貢献してきた。TBM社からは、LIMEXの薄膜化・高強度化等の機能化を実現するために、東芝機械の装置へ高い期待が寄せられているとし、東芝機械は、TBM社のモノづくり生産基盤作りを通じて、持続可能な社会作りに貢献していく。

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