ヤンマー、2020年4月に組織再編を実施、エンジン事業を機能別に分割

 ヤンマーホールディングス株式会社(HD、本社:大阪市北区)、2020年4月1日付でヤンマーHDの100%子会社であるヤンマー株式会社(以下、ヤンマー)を会社分割し、組織再編を実施することを決定したと発表した。

 ヤンマーは「ヤンマーパワーテクノロジー株式会社」に社名変更し、引き続きエンジン事業を管轄する。また、ヤンマーの部品サービス機能部門は「ヤンマーグローバルCS株式会社」として、コーポレート機能部門は「ヤンマーグローバルエキスパート株式会社」としてそれぞれ分社化し、新組織体制で運営する。

 なお、新体制への移行に伴う主要人事異動は、機関決定を経て実施する予定。

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(1) 「ヤンマーパワーテクノロジー株式会社」

 ヤンマーを、「ヤンマーパワーテクノロジー株式会社」に社名変更し、エンジン事業を管轄する。同社は、パワーソース分野における世界基準の創造を目指し、ライフサイクルバリューの最大化と環境負荷の最小化を実現する技術ソリューションを提供する。

(2) 「ヤンマーグローバルCS株式会社」

 ヤンマーグループの部品の販売、在庫管理を含めたアフターサービスを統括し、事業を横断した質の高いサービスを提供することにより、顧客満足度向上に取り組む。

(3) 「ヤンマーグローバルエキスパート株式会社」

 ヤンマーのコーポレート組織(人事、総務、経理、IT、調達機能等)を分社化し、グループ各社へ専門的な高付加価値サービスを適正コストで提供する。

 ニュースリリース