寺西化学工業(本社:大阪府大阪市)は、島根県出雲市に新工場を建設する。12月18日、島根県は立地協定式を行ったと発表した。
同社は、1948年の設立後、「マジックインキ」「ラッションペン」といった油性・水性ペン、水性絵具「ギターペイント」等、確固としたブランドを確立したロングセラーの製品を製造販売し、業績を拡大。2018年、ナカバヤシ(東京本社:東京都板橋区、大阪本社:大阪市中央区)と業務連携し、マーケティングや物流ノウハウ等の相互活用等に取り組んでいる。
今回、業務連携の一環として、島根ナカバヤシ(本社:島根県出雲市矢野町391-3)の所在する出雲市内に製造部門を集約し、工場の新設、生産設備の強化を図る。
<寺西化学工業株式会社>
所在地:大阪府大阪市旭区生江2-13-11
代表者名:〈代表取締役〉中林一良
設立年月:1948(昭和23)年11月
資本金:80,000千円
従業員数:80名
事業内容:マーキングペン及び描画材の製造販売
<計画の概要>
立地場所:出雲市矢野町389-3
敷地面積:5,296.93㎡
建物面積:2,758.95㎡
投下資本額:764,833千円(土地50,000千円、建物309,300千円、償却資産405,533千円)
操業開始:令和2年9月
常用従業員数:操業時11名
事業内容:日用・学用関連筆記具(水性、油性ペン)及びインクの製造