日立造船と伊藤忠商事、青森むつ小川原陸上風力発電事業運営に向けた合同会社を設立

 日立造船伊藤忠商事は12月16日、合同会社「むつ小川原風力合同会社」を設立したと発表した。合同会社は青森県上北郡六ヶ所村の太平洋に面したエリアに陸上風力発電所の設置、電力の卸供給及び運営を行い、2023 年以降の稼働開始を目標に活動を進める。

 同事業は「地産地消」のエネルギーであることから、発電設備の建設・運営フェーズでは地域での雇用創出や地元経済にも貢献していく。同事業における発電により、約72,000 トンの CO2 排出削減が期待でき、一般家庭約 43 000 世帯の年間消費電力相当を見込んでいる。

■陸上風力発電事業の概要

稼働開始:2023 年以降

発電出力:57MW

設置数:15 基

事業区域:青森県上北郡六ヶ所村 むつ小川原港 周辺地区

※上記事業概要は計画段階のものであり、今後変更となる可能性がある。

■合同会社の概要

社名:むつ小川原風力合同会社

設立:2019 年 12 月 6 日

住所:大阪府大阪市住之江区南港北 1 丁目 7 番 89 号

代表社員:日立造船

社長/CEO:藤田 孝

資本金:1,000万円

出資比率:日立造船 50 %、 伊藤忠商事 50%

事業内容:青森県上北郡六ヶ所村エリアで行う陸上風力発電所の設置、電力の卸供給及び運営

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