㈱淀川製鋼所(本社:大阪市中央区)は12月13日、「ヨド物置」などエクステリア商品に係る生産と物流体制を一新するため、総額76億円の大型設備投資を行うと発表した。現在大阪工場で生産しているエクステリア商品の一部について、淀川製鋼所福井事業所の遊休地にその生産機能を移転し、生産と物流体制の一新を図る。
淀川製鋼所は、1970 年(昭和45 年)よりエクステリア商品の製造・販売を行っており、「ヨド物置」をはじめとする淀川製鋼所のエクステリア商品は、素材(表面処理鋼板)からの一貫メーカーならではの高い品質と優れた耐久性、顧客のさまざまなニーズに応えるユーティリティ性をはじめとする充実した機能、そして住宅や街並みにマッチするデザインなどが好評を得ている。近年、顧客のエクステリア商品に対するニーズはますます多様化しており、メーカーとしては、顧客ニーズに応える細やかな機種展開と、それをタイムリーに届ける生産・物流体制の構築が必須となっている。
淀川製鋼所ではかねてからこの課題に取り組んできたが、これを一層進めるために、現在大阪工場で生産しているエクステリア商品の一部について、淀川製鋼所福井事業所の遊休地にその生産機能を移転し、生産と物流体制の一新を図ることにした。
<投資の概要>
投資場所:福井県坂井市三国町新保テクノポート(淀川製鋼所福井事業所遊休地)
対象商品:ヨド物置エスモ、ヨド自転車置場、ヨド倉庫、ヨド大型倉庫、ゴミ収集庫ダストピットFタイプ・FWタイプ・Hタイプ
予定投資額:約76 億円(建築関係 約31 億円、設備関係 約45 億円)
予定スケジュール:2020 年 6 月着工(建築関係の一部)、2021 年10 月稼働(生産設備の一部)