ヤンマーホールディングス(本社:大阪市北区)は12月5日、2020年3月期中間(4~9月)連結決算と通期見通しを発表した。
■2020年3月期中間連結決算業績
2019年度中間(4~9月)連結業績によると、売上高は4,043億円(前年同期比6.6%増)、経常利益は113億円(同82%増)となった。国内市場は、アグリ事業での消費増税前の駆け込み需要や、エネルギー事業での学校空調の需要増や、防災意識の高まりによる発電機の需要増により、業績が堅調に推移した。
また、海外市場は、アグリ事業で、中国・タイ・インドネシアの市況の悪化により減収となったが、小型エンジン事業の北米・欧州・中国向けが好調に推移し、建機事業も北米地域の住宅建設増加を背景に好調に推移したため、グループ全体として増収・増益となった。
■2020年3月期の連結業績見通し
上期は国内市場における消費増税前の駆け込み需要がグループ全体の売上を牽引したものの、下期はアグリ事業の重点地域である中国・タイ・インドネシアでの需要が年初の予想を下回る見込みであることから、2019年6月28日に公表した2019年度の業績見通しを見直し、売上高は前年度比2.5%増の8,163億円(前年度7,966億円、従来予想8,600億円)、経常利益は同13.9%減の120億円(139億円、従来予想220億円)に修正した。
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