日本精工(NSK)は12月3日、同社が開発した高速・静音コンパクトナットボールねじが「2019年“超”モノづくり部品大賞」において「奨励賞」を受賞したと発表した。今回、受賞した「高速・静音コンパクトナットボールねじ」は、高速性、静音性に加えて、工作機械の加工品質や加工効率の向上に貢献する製品であり、日本のみならず欧州をはじめとしたグローバルにモノづくりに貢献できる製品であることが評価された。
<製品の特長>
こま式ボールねじにおいて業界最高*の送り速度を達成。NSK独自の高速・静音技術の適用により、こま式ボールねじにおいて送り速度100m/minを達成。工作機械のサイクルタイム短縮による加工効率の向上に貢献する。
*:各社カタログ品のNSK調べ
静音性の向上:NSK独自の高速・静音技術の適用により、NSKの従来こま式ボールねじに比べて-4dB(A) の静音性を達成した。
安定した作動特性:ボールの挙動を解析する独自のシミュレーション技術の確立によって、スムーズなボールの循環を実現した。この結果、高精度で高品質の製品加工に貢献する。
DINに適合:ナット外径が小さいこま式ボールねじの特長を維持することで、コンパクトなナット外径が求められるDIN ( ドイツ工業規格 ) に適合した。欧州の幅広い顧客の要望に応える。
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