澁谷工業、約70億円投じて石川県能美市にボトリングシステムの新工場

・2020年秋着工、2021秋操業開始  

 澁谷工業(本社:石川県金沢市)は、石川県能美市福島町の福島産業団地に進出し、主力のボトリングシステムを生産する新工場を建設する。総投資額は約70億円で、2020秋着工、2021年秋の操業開始を目指す。生産能力を増強するとともに、自然災害のリスクを分散する。

 新工場「能美ハイテクプラント」は、県道加賀海浜産業道路に近接した敷地約3万9,600㎡に鉄骨平屋建ての組立工場と機械工場、鉄骨2階建ての事務棟など延べ約1万5,700㎡を建設する。澁谷工業は福島産業団地に進出する初の企業となる。操業開始時は地元採用の約20人を含む約70人が勤務し、将来的に100人程度に増やすことを検討している。

   同社では、需要増加を受けてボトリングシステムの量産が急務となっており、災害リスクを分散することも考慮し、金沢市内の本社工場(大豆田本町)と森本工場(北陽台2丁目)に続く生産拠点を開設することにした。