三菱重工、岩塚工場(名古屋市)を譲渡、譲渡益300億円を計上

 三菱重工業は11月28日、経営資源の有効活用と財務体質の強化を図るため、岩塚工場として利用中の土地(名古屋市中村区岩塚町字高道1、土地173,797.81㎡)を譲渡することを同日開催の取締役会で決議したと発表した。

 譲渡価額及び帳簿価額については、譲渡先の要望により開示を控えているが、競争入札による市場価格を反映した適正な価格での譲渡となる。固定資産譲渡により、2021年3月期連結決算において、固定資産売却益として約300億円を計上する見込み。引き渡し日は2020年9月30日(予定)

 岩塚工場は、農業・園芸用小型エンジン(グループ会社の三菱重工メイキエンジン株式会社生産)や、食品・包装機械(グループ会社の三菱重工機械システム株式会社生産)、射出成形機(関連会社のU-MHIプラテック生産)といった各種産業用機械など、日常生活に密着した製品を手掛けている。(HPより)

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